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AIが作成した文章に「** **」が入らないようにする方法

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フリーランス税理士の「やっぴー/佐田一紀」です!

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日々の業務で、メールや作文、Web記事の作成などにAIを活用している方も多いのではないでしょうか。

AIが作った文章は非常に優秀ですが、仕上がりを見て「なんだかAIっぽいな」と感じることはありませんか?

その原因の一つが、強調したい部分につけられる「** **(アスタリスク)」の記号です。

AIで文章を作成すると、この「** **」がよく登場します。

いちいち手動で消すのは正直面倒ですし、そのまま送ると相手に違和感を与えてしまいます。

そこで今回は、この記号を出さないようにするための「プレーンテキスト形式」について解説します。これを知っておくだけで、コピペ作業が楽になります!

そもそも「** **」は何なのか?

AIが生成した文章の重要な単語の前後に付いている「**」。

これは「マークダウン(Markdown)記法」と呼ばれる書き方の一つです。

マークダウン記法とは?

マークダウン記法は、文章の「見出し」や「太字」、「箇条書き」などを、簡単な記号を使って表現するためのルールです。

一種のプログラミング言語の書き方のルールだと思っていただければ充分です。

マークダウン記法では、「**」で囲まれた部分は「太字」を意味します。

他にも「#(見出し)」や「-(箇条書き)」などの記号があります。

なぜAIはマークダウン記法を使うのか?

AI(GeminiやChatGPTなど)は、ユーザーに情報を分かりやすく伝えるために、重要な部分を太字「** **」で強調しようとします。

AIもプログラムなので、プログラミング言語のルール「マークダウン記法」の方がなじみがあるのだと思います。

チャット画面上で見る分には、メリハリがあって読みやすいと思います。

しかしその文章をコピーしてメールソフトやWordに貼り付けると、記号がそのまま残ってしまい、人間から見ると違和感があります。

プロンプト(指示文)を入力する際はこちらもマークダウンを使うとAIに意図が伝わりやすいのですが、出力されるときは「ただの文字」であってほしい場面も多いですよね。

「** **」が出ないようにする方法

この記号を出さずに、すっきりとした文章を出力させる方法はとても簡単です。

AIへの指示文に、以下の言葉を加えるだけです。

「プレーンテキスト形式で出力してください」

プレーンテキスト形式とは

プレーンテキストとは、文字の大きさや色、太字などの「装飾情報を持たない、文字だけのデータ」のことです。

例えば「メモ帳(.txt)」などの、太字や文字色などがついていない状態のことです。

「装飾はいらないから、中身の文字だけください」と伝えることで、AIはマークダウン記法による記号を除いて、飾りのない(プレーンな)文章だけを返してくれるようになります。

実例:GeminiとChatGPTでの変化

実際に画像を見ながら、その違いを確認してみましょう。

Geminiの場合

まず、普通に「メールを作って」と指示した場合です。

このように、強調したい部分に「** **」が含まれています。
これをそのままメールに貼り付けると、修正の手間があります。

次に、この文章を「プレーンテキスト形式にして」と頼んでみます。

「** **」が消え、そのまま使える文章になりました。装飾記号を省く旨のメッセージも出ていますね。

もちろん、最初から指示に含めておくのが一番スムーズです。

最初から「プレーンテキスト形式で出力」と指示に加えれば、最初から記号のないきれいな文章が生成されます。

ChatGPTの場合

ChatGPTでも同様のことが起こります。

通常の指示だと、強調表現としてダブルクォーテーションマーク(“ ”)などが使われることもあります。マークダウン記法に限らず、AIはいろいろな表現方法をすることがあります。

少し分かりにくいですが、重要な部分が引用符で囲まれています。

これをプレーンテキスト形式で出力するように指示すると、以下のように変化します。

記号が取れる、もしくは一般的なカギカッコ「」など、文章として自然な形に調整されやすくなります。

プレーンテキスト形式で出力するのが良い場面

では、具体的にどんな時に「プレーンテキスト形式」を指定すべきなのでしょうか。
主な使い時を考えてみると…

  • メールの下書きを作成させるとき
    (そのままGmailやOutlookに貼り付けても、変な記号が残りません)
  • チャットツール(SlackやChatwork)への投稿文を作るとき
    (太字設定などが意図せず反映されるのを防ぎます)
  • WordやGoogleドキュメントで、自分で後から装飾したいとき

AIですので、指示をしても100%完璧に従ってくれるわけではありません。

ごく稀に記号が残ってしまうこともありますが、「プレーンテキスト形式で」と一言添えるだけで、その確率は大幅に減ります。追加で「マークダウン記法の**は使わないで」と入れるのも良いと思います。 

まとめ

AIが作る文章に残る「**などの記号は、「プレーンテキスト形式で出力して」と指示することで消すことができます。

  • **」の正体:マークダウン記法の太字指定
  • 対策:指示文(プロンプト)に「プレーンテキスト形式で出力」と加える
  • メリット:コピペしてすぐに使える自然な文章になる

ほんの少しの工夫ですが、これだけで修正の手間がなくなり、業務効率がアップします。

ぜひ次回のAIへの指示出しから試してみてくださいね!

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やっぴー/佐田一紀
やっぴー/佐田一紀
税理士・CFP®認定者
岡山でフリーランス税理士として仕事をしています。「自由」が欲しくてフリーランスになった方向けに「AI・ITによる効率化」「お金の話」「PCガジェット」について情報発信しています!
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